リビングトラストと資産保全

・リビングトラスト(生存信託)

共有不動産投資
リビングトラストを設定することによりプロベート(遺言の検認手続きを行う裁判)による検認手続きが避けられ、信託の指示に従い、遺産が速やかに遺族に分配されます。遺言だけでは検認手続きの対象となり、プロセスに長時間かかり、多額な弁護士費用等が発生いたします。リビングトラストは財産の分配が速やかにできるだけではなく、下記の様な利点があります。

リビングトラストを設定する利点
  • 信託委託者が精神的・身体的に判断ができなくなった際に、あらかじめ家族や友人に信託を通して資産や健康の判断を依頼できます。
  • バイパス信託(ABトラスト)をリビングトラストに組み込むことにより、夫婦それぞれの法定限度額までの相続税の軽減が可能となります。
  • 米国市民権を持たない配偶者は相続税の婚姻控除(Marital Deduction)がありませんので、QDOT信託をリビングトラストと一緒に設立することにより、相続時に発生する税金を繰り延べすることができます。

・アセットプロテクション(資産保全)

アセットプロテクションとは、不動産や大切に蓄えられた資産を守り安心したリタイアメントを送るために、トラスト(信託)を設立することにより個人やビジネスの資産の保護をすることです。資産保護が可能な信託は撤回不能信託(Irrevocable Trust)と呼ばれており、上記のリビングトラスト(生存信託)とは異なります。Irrevocable Trustには様々な種類がありますが、不動産管理や交通事故、或いはビジネスでの思わぬ訴訟から資産を守ることができ、さらに下記のような多くの利点がありますので、エステートプランやリタイアメントプランとしても考慮する必要があります。

アセットプロテクションによる利点
  • 不動産物件の売却時、キャピタルゲイン税の繰り延べ
  • 年金プランと組み合わせて、生涯の安定した収入が可能
  • 減価償却回収税の繰り延べ
  • プロベート(検認裁判)からの回避
  • 資産相続の際、相続税が免除

※生命保険信託(Irrevocable Life Insurance Trust)は、リビングトラストと組み込むことや生命保険信託だけでも設立ができ、アセットプロテクションとしても有効な上、相続時には一切の税金の支払い義務が発生いたしません。
また、日本在住者も設立が可能ですので、相続計画にも適応ができます。

・信託設立までのプロセス

様々な信託があり、個人やビジネスの背景がそれぞれ異なりますので、下記のプロセスに従って、弊社の提携している相続専門の弁護士より信託を設立いたします。
信託設立までのプロセス
※信託設立後、弊社の担当者が、信託の変更や取り消しなどを弁護士に依頼いたします。